減量や増量で体重・BMI(体格指数)が良化しても、その内容(筋肉量・体脂肪量)が改善されなければ意味が無い。理想は標準体重で引き締まった体。
筋肉と脂肪の大よその比重は、筋肉(1.1)脂肪(0.9)。同じ容積なら筋肉の方が約1.2倍重く、同じ重さなら脂肪の方が約1.2倍容積が大きい。体重が減ったのにスタイルに改善がみられない場合は、除脂肪体重(LBM)を多く減らして体脂肪率がアップしている可能性がある。
とは言ってみたものの、体脂肪量よりも筋肉量の方が数倍多いので、比重による影響は非常に微々たるもの。実際は比重よりも、全体のバランスによる印象の違いだと思われる。
『体脂肪は余計な場所に付く』。やっぱり運動しなくちゃいけない。
ほとんどの運動は、エネルギーに糖質・脂質の両方が使われる。しかし困った事に脂肪酸(脂質の約9割が脂肪酸)は糖質を作り出せない。糖エネルギーが不足すると体はブドウ糖を作リ出す(糖新生)が、脂肪酸ではなく主に筋タンパクを分解(異化)して作ってしまう。
筋肉の損失を防ぐには、この糖新生を少なくする必要がある。運動は低強度の方がエネルギー源として「糖質の利用率が低い」。つまり有酸素運動は低強度の方が脂質の利用率が高くなる。
しかし脂質の利用率が高くても、低強度の有酸素運動そのものは消費カロリーが非常に少ない。そこは低強度の有酸素運動を筋トレ後に行う事でカバー。筋トレの余韻(成長ホルモン分泌・運動の連続性)を利用して、継続して脂肪燃焼効果を得ようという狙い。
成長ホルモンやテストステロンの分泌を期待するには「中強度・短インターバル」で行うウエイトトレーニングが適し、それは筋肉を維持するのに効果的な形態でもある。そしてその後に行う場合の有酸素運動は、疲労・筋肉維持・脂肪燃焼効率を考慮し、低強度(ウォーキングやシェイプアップ系エクササイズ)で行う。
トレーニングは週2日、又は部位2分割の週4日。回復具合に合わせて行う。有酸素運動は20分程度で切り上げる(あくまでもメインは筋トレ)。筋トレの成長ホルモン効果を期待するには、有酸素運動の前に分泌を待つ(15分程度の休憩を入れる)と良いかもしれない。
筋たんぱく質の分解によって糖エネルギーに変わるアミノ酸は、必須アミノ酸のBCAA、非必須アミノ酸のアラニン、グルタミン酸、アスパラギン酸。非必須アミノ酸3種はBCAA経由からも合成される。やはりBCAAサプリメントの摂取は欠かせない。
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Date: created:2008-2-2 by pino (white-neko)